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ポッドキャストの編集ソフトとしての DaVinci Resolve
Blackmagic Design がリリースしている映像・音声編集ソフトの DaVinci Resolve は、ポッドキャストの編集ソフトとしてもとてもよい候補になると思います。
理由は、
- 無料で使える (別途高機能な有料版の DaVinci Resolve Studio もあり)
- 音声だけの編集・書き出しも可能
- もちろん映像も作れるのでビデオポッドキャストも作れる
- サードパーティーの VST プラグイン (Mac 版は AU も) に対応
- 標準でもノイズ除去のエフェクトを装備
といったところです。
なんといっても無料で使えることのメリットはとても大きいです。
ノイズ除去に定評のある Adobe Audition というソフトがありますが、これは Adobe Creative Cloud または単体アプリのサブスクリプションの有償ライセンス契約が必要です。ポッドキャストの編集にフリーソフトの Audacity を使う人は多いですが、これの弱点は、サードパーティーのプラグインを使用する場合に、オートメーション (後述) が使えないことです。
オートメーションとは、プラグインなどのパラメータの値を時系列に変化させることができる機能で、たとえば、全体的にノイズ除去の効果を 30% の強度でかけたいけれど、特定の部分に強くノイズが乗ってしまっているので、その部分だけは 40% にしたい、といったことが可能です。
DaVinci Resolve は Logic Pro や Cubase のような一般的な DAW (Digital Audio Workstation) と同じように、プラグインのオートメーションを記録・保存・編集することが可能です。
サードパーティーの市販のプラグインとして、Waves 社の Vocal Rider というものがあります。
これは、ボーカル (話し声) の音量を、自動的に上げたり下げたりして調節してくれるもので、たとえば、話していてちょっとマイクから顔が離れてしまい、声が小さく録音されたところは大きくして、笑い声で大きくなり過ぎてしまった声を小さくする、といったことを、自動的に行なってくれます。これもオートメーションに対応しています。(言い換えるとオートメーション非対応の Audacity では正常に動作しない可能性があります。)このように、DaVinci Resolve には、ビデオポッドキャストを含むポッドキャストの編集において、必要な機能が揃っていると言えます。
編集ソフトに予算をかけにくい場合や、Audacity に不満を感じているユーザーは、乗り換え候補として検討する価値は十分にあるのではないでしょうか。現状、そのような DAW はなさそうです。 (Gemini 調べ)
解決策として、
- Pro Tools の Bar|Beat Markers (Identify Beat)
- タイムライン上の映像フレーム位置 (TC / サンプル単位) に対して「ここが第 X 小節第 Y 拍」というアンカーを打つ
- これにより各拍の頭を目的のフレームに一致させる
- REAPER のスクリプト / 時間基準設定
- プロジェクト設定で小節の長さをフレーム単位やサンプル単位で厳密に整合させる運用が可能
- Lua / Python による ReaScript を使用し、「n フレームごとに小節・拍マーカー (Tempo marker) を打つ」スクリプトを実行
という方法があるようです。(Gemini)
- Pro Tools の Bar|Beat Markers (Identify Beat)
ちょっと気になったので、二人で対面の対談ポッドキャストをオーソドックスな機器構成で始めようとする場合の、パソコン以外の機材の費用の最低ラインはどれくらいだろうか、というのをざっと調べてみました。(2026 年 9 月 4 日サウンドハウス調べ)
プラン A: 最もオーソドックス
- USB オーディオインターフェース (14,000 円程度から、XLR 入力 * 2 ch)
- ダイナミックマイク (約 2,000 円 * 2本、XLR 出力端子、手持ちを想定)
- マイクケーブル (約 800 円 / 3m * 2本)
合計: 約 20,000 円
プラン B: USB マイク 2 本 (設定やや難)
- USB ダイナミックマイク (約 9,500 円 * 2 本、卓上スタンドセット)
合計: 約 19,000 円
以上のように、両者ほぼ同じで、約 20,000 円かかる計算です。
プラン B は、同一の PC / Mac に複数の USB マイクを接続するので、特別に設定が必要なのと、機器の相性によってはうまく動作しない可能性があります。
したがって、プラン A が個人的なおすすめです。プラン B は上級者向けです。わたしは音質を気にするので上のような機器構成を考えましたが、スマホ 1 台で始めることももちろん可能です。ただ、スマホのマイクだけではすぐに音質の限界に突き当たりますし、最初から音質を良くしておくほうが圧倒的にリスナーの印象が良いと思います。また、個人的にもそうしていただけると聞きやすくありがたいところです。
これからポッドキャストを始めたい人の参考になれば幸いです。
(ご注意: 価格は変動しますので、最新の情報と動作環境をご確認の上、ご購入を検討してください。)X でも日本語ではほとんど話題になっていないようなのですが、Zencastr が最近のリニューアルでポッドキャスト配信者にとってかなりお得になっています。
Podcasting Is Entering A New Era. So Are We.
- 4K 動画撮影無制限 (無料)
- 無料でホスティング無制限、主要ポッドキャストプラットフォーム、Instagram、TikTok などへの配信 (番組数は 5 個まで)
- Riverside のようなリモート収録環境も無料
- YouTube / Twitch への HD 画質でのライブ配信機能 (無料)
- アナリティクス (アクセス解析)
- AI クレジット利用で AI による文字起こしやショート動画作成 (期間限定で現在のところ制限なしで使い放題)
- システムについて質問できるチャット AI 機能
ざっと調べたところ、このような具合です。
個人でポッドキャストを配信するには十分なスペックが無料で使えると言えるでしょう。ポッドキャストを聴いていて楽しくなる雰囲気作りとしては、一人語りよりも対談形式のほうが圧倒的に面白くなるとわたしは思っているんですけど、対談相手を探すためのマッチングサイトができてきているようです。
それはそれで意味のあることと思いますし、マッチングが成立して対話が生まれることに異論はありません。
ただ、多くの場合、対談する前提として、お互いにある程度の信頼関係がすでにあり、さらに言えばある程度仲が良い関係があることが重要なのではないでしょうか。
初対面で出会ったばかりの二人はどうしてもぎこちなくなるのは自然なことと思います。
わたしもいつかは対談ポッドキャストを配信してみたいと思っているので、まずは仲の良い相手、話の合う相手をつくることからだと思っています。現在 54 歳のわたしが 20 歳くらいだった頃なのでおよそ 34 年くらい前の話ですが、深夜のフジテレビで「ミッドナイト・アート・シアター」という映画番組をやっていました。
これは確か、最初にゲストコメンテーターがその日に放送される作品について解説や感想を述べた後、映画本編が始まり、その間は CM が入らなかったのではないかとおぼろげに覚えています。 CM が多い今考えるとすごいことですね。
で、その番組で放送された 『カスパー・ハウザーの謎』 という映画が印象に残っています。
その時のゲストコメンテーターは古舘伊知郎でした。
それ以来、わたしはこの作品をどこでも見られた機会がありません。
配信にもないかな。