id:firedfly
- とまたま炒め
- トマトと卵の炒め物
- 完熟トマトとふんわり卵の中華風炒め
この3つを示したときに「名前らしく感じる」人が多いのは 1. でしょう。
名前とは言いやすく・聞きやすい、意味が圧縮されたものであって欲しいと願うのは自然です。名前として通用するか(十分に説明され、一意に識別できる記号になっているか)を重視せず
説明不足で同音異義語だらけになろうと短く呼びやすい記号を「名前」にしたい人も多いでしょう。一方で厳密さを要求する人ほど 3. も立派な名前だと思うはずです。
突き詰めると「あれは"犬"ではなく"Canis lupus familiaris"だよ」というタイプになる。ある程度の長さ・複雑さの文字列をすっと消化できる素養と気質があるか
つまり「一息にワーキングメモリに載せられるか」が関わるのだと思います。ゲーム機をなんでも「ファミコン」と呼ぶお母さんのように
興味や必要に応じて「名前」はいかようにも変化する、という観点もありますね。目黒区美術館「高浜利也 目黒でいえあつめ」8/30まで
版画を核にした複合表現。時間そのものや社会そのものを刷りとった、身体性のある展示ですごくよかったです。
五面に刷った石膏キューブを根室の落石無線送信局跡に積み上げて作り続けている茶室(年に200個ずつ、15年!)。映像展示。
石膏キューブの試刷りを製本して、黒炭で真っ黒にしたり、何層も貼り重ねて作り続けているブラックダイアリー。
手にとって自由にめくってOK。つるりと滑らかで持ち重りがする。本というよりインクの化石みたいな。壊れていくのでそれを束ねてまた新たな本に。
アーティストがずっと在廊していて作品の補修などしているという、作家の人生そのものな空間になっていて、軽い気持ちで質問したら30分もあれこれ話してくれました。
来年は8/7〜8/11はぜひ落石に行かねば……ゴンです。コマ割りから明確に作者の意図が伝わってきます。
アニメもゴンの台詞でした(引用)。一方でアニメと漫画は違うメディアですし、常に新しい工夫を入れてくる冨樫義博なので
どちらとも取れる「重なり合う台詞」をあえて採用した、という気もします。