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言うまでもなく音楽をテーマにした作品の中には実在の楽曲がいっぱい出てくると思うんだけども。
そうでなく、音楽が中心テーマではない作品の中で実在の楽曲が出てきて印象に残った瞬間を教えてほしい。自分の経験の中で印象に残っているのは、
①『ろくでなしブルース』における「英雄にあこがれて/THE BLUE HEARTS」
自ら舎弟ポジに収まって満足していたヒロトが男のプライドを賭けて尊敬する太尊に挑むシリアスな場面で、セリフや効果音などが排された中、この歌詞だけが流れている様子が強烈に印象に残っている。
男ってバカなんだよ、不器用なんだよという昭和の男の美学を歌詞に乗せて表現する、当時にしてはかなり斬新な手法に感じた。②『へうげもの』における「Dream/吉幾三」
天下人として栄華を極めた豊臣秀吉が病によっていよいよこの世を去るというシーンで、突如流れ出す聞き覚えのある歌詞。
否応なくあのCMソングが脳内で再生されるわけだが、しっかり「リフォームしようよ新日本ハウス」というフレーズまで出てきてずっこける。
しかし、新日本ハウス=新しい日本の家、新しい茶室などの住宅様式やライフスタイルを作っていく…と深読みするとあながち的外れでもないのか、などと唸らされる。③『とめはねっ! 鈴里高校書道部』における「希望の轍/サザンオールスターズ」
部活ジャンルの中でもトップクラスに地味な書道部というテーマを見事に描ききった傑作であり、全国に広がりつつあった書道パフォーマンスというジャンルをいち早く取り上げた作品でもあるのだが、その題材として選ばれたのがこの曲。
舞台が湘南(鎌倉)ということもあり、描かれる景色やキャラクター達の生活とリンクして非常に印象深いシーン。こんな感じで印象に残ったシーンがあったら教えてください。
皆さん参加してくれてありがとう。
ビンゴ達成者は一名、おめでとうございます。
ここまで誰にも読まれてない作品について簡単にオススメしておきたいと思います。・『野球部に花束を』
今、最もアツい野球漫画家だと思っているクロマツテツロウ氏の初期作。
『ベー革』も『ドラフトキング』もめちゃめちゃ面白いけど連載中なのでこれを入れました。
いわゆる「野球部あるある」ネタがリアルすぎるくらい秀逸で、強豪ではないが弱小でもない、平成の平均的な野球部の空気感がそのまま再現されている。
それでいてキャラクター同士のドラマ部分もきっちりしていて時に泣かせてくる場面もあるし、
まったくイケメンのいない、現代の漫画としては損しかないようなデザインのキャラクター達が妙に愛おしくなってくる作品。・『GO ANd GO』
古谷野孝雄作品としてはこの後に描かれたサッカー漫画の『ANGEL VOICE』の方が代表作なのかなという気もするけども、こちらも面白いんですよ。
みんな月チャンなんて『クローズ』とか『WORST』だけ立ち読みして買ったこともなければ他の作品を読んだこともないでしょう?
まぁ正直ここに並んでいる他の名作に比べたら一段落ちるかなとは思うけど、月チャンにもちゃんと面白いスポーツマンガがあったということを『ANGEL VOICE』と合わせて覚えて帰ってください。・『クロカン』
監督が主人公なので、赴任校が変わって部員も変わっても作品は続くというのがユニーク。
めちゃくちゃな指導法や作戦で周囲から顰蹙を買うも結果で黙らせるという古典的なスタイルながら、オーバーな描写と演出、そして緻密な心理描写が得意な三田紀房節によって面白く仕上がっている。
たしか「マンガBANG」かなんかで常時完全無料(一日の話数制限あり)で読めると思うのでオススメ。・『砂の栄冠』
高校野球というある種神聖視されている舞台に、「1000万という大金を使ってどうチームを強くするか」という視点を加えた非常に面白いストーリー。
さらにガーソというダメ監督の存在や、観客を環境要因として利用するという発想、そしていわゆる「甲子園の魔物」や「試合の流れ」を理屈で説明するのが非常に面白かった。・『BUNGO』
数ある野球漫画作品の中でも珍しい、中学硬式野球(いわゆるシニア)を舞台にした作品。
中学レベルということもあって最初は主人公の剛速球描写があっても具体的な球速は出してなかったと思うのだが、全国大会に入ると当たり前のように150km台が飛び出す超人野球になっていく。
最強の投手(主人公)と最強の打者(ライバル)が敵ではなく同じチームの中で鎬を削っているのも面白い。
正直、中学野球ということは特別意識しなければあまり関係なく、普通の高校野球ものと同じくらいの野球が展開されているのだが、唯一高校野球と明確に異なるのは女子選手が男子に交ざって出場していることで、そこがユニークではあるんだけど最終的には主人公とイチャつき出すので人によってはムカつくかもしれない。
でも主人公が素直な天然キャラなので許せる。現在は高校野球編『BUNGO -unreal-』を連載中。なるべく作者被らないようにしたつもりだったのに、三田紀房が2作品入ってしまって今からでも『砂の栄冠』を他の作品に変えたいくらい悔しい。
言い訳すると、最初ここには『おおきく振りかぶって』を入れてたんだけど、完結してないじゃんと気付いて慌てて差し替えたら作者が被ってしまった。
まぁそんなことはどうでもいいと思うんだけど皆さんせっかくなのでビンゴ目指して未読作品に手を出してみてください、どの作品も面白いので。数ある未完作品の中でも、『鮫島、最後の十五日』(佐藤タカヒロ)はリアルタイムで追っていて本当にショックが大きかった。
長く続いてきたシリーズが本当にあと少しで完結するというタイミングだっただけに…心底ショックだったし残念だったし、何より無念なのは作者自身だと思うが、最後まで読みたかった。あ、結末を考えて、かw
やっぱり鮫島はすべを出し切って泡影に勝利した後、矢吹丈のように真っ白に燃え尽きてしまう。
そして最終話、鯉太郎を偲ぶような会話をする同期や空流の面々に、椿が「コラコラ、勝手に殺すな〜!」的な突っ込みを入れて場面が切り替わり、リハビリ施設で吽形に支えられながら稽古に復帰しようとする鯉太郎の姿があった…
みたいなベタな終わり方でどうでしょう。