各社のLLMが性能を上げるためにどれだけ他人の著作物を学習しているかが気になる。コーパスなどは権利者に許可をとってデータベースを構築する。LLMはどうなっているのだろう.
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研究者が作る「コーパス」という言葉のデータベースは、本や新聞の書き手ひとりひとりに「使わせてください」と頼んで作る。断られたらその本は入れない。日本の代表的なコーパスは一億語で、これを何年もかけてやった。
LLMはこれをやっていない。学習する文章の量が兆の単位で、誰に頼めばいいかを調べるだけで終わらないからだ。かわりに「機械に読ませて学習させるだけなら許可はいらない」という法律の条文を根拠にしている。日本の法律はこれをかなり広く認めている。
だから今、世界中で裁判になっている。米国では二〇二五年に判断が出はじめて、学習そのものは認めるが、海賊版サイトから本を集めた行為は別だ、という線が引かれつつある。おまけに各社は最近、何を学習させたかを公表しない。中身がわからないから、外から検証できない。
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