好きなホラー小説、好きだったホラー小説、ずっと好きなホラー小説を、端的に挙げたり熱く語ったりしてみてください。

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コメント一覧

  • id:eakum

    エド(ワード)・ブライアントの短篇「夜はいい子に」。
    エレン・ダトロウ編纂の吸血鬼アンソロジー『血も心も』に収録。

    陰々滅々たる話を書く人として知っていたブライアントが、いつになく軽快に洒脱に書いていて小品ながら好き。

    アメリカでの児童の就寝時の習慣というミルク&クッキーの描写が美味しそう&温かみがあって良い。

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  • 矢部嵩先生の『魔女の子供はやってこない』です。

    ホラー小説史上もっとも不快な描写がある、として話題になったのですが、それだけではなく。
    生活をしていく中で、人がゆっくりと削れていく、または、こびりついていくものの描写がとてもうまいんですよね。人生が恐ろしいということと、人生はそんなに恐ろしくないということを両方書いている。生きていることは生きていることが怖い、生きているとどうにもならないことは起こって、それはどうにもならないけれども、それを通貨に替えることはできる。とか、そういう人生の、なんだろう、やりきれなさ?やり方?ちょっと語彙がなくてうまく表現できないですね。ともかくそういうのが描かれていて、本当に、いい、ホラー小説です。

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  • 姫野カオルコ『よるねこ』
    短編集だったんですが、表題作「よるねこ」の、なんともいやーなかんじがとてもキョーレツに記憶されていて。
    だから、好き、というのではなく、あれはほんとにこわかったなという小説ですね。

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  • id:eakum

    T・E・D・クライン「王国の子ら」、現在は3分冊のカービー・マッコーリーによるアンソロジー『闇の展覧会 - 罠』に収録。

    一種のラヴクラフティック・ホラーなのだが、そしてそっち面でもオチが綺麗に決まっているのだが、そうでない普通小説的な面/部分こそ読み応えがあって愛おしい中編。
    ニューヨークの普通の生活者の普通の日常描写、実質主人公クラスである主人公の祖父の人物像が魅力的でホラーとして読まなくても楽しめる。

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  • id:eakum

    スティーヴン・キング「ジョウント」、短篇集『スケルトンクルー2 神々のワードプロセッサ』収録。

    仕立てこそSFなのだが、狙うところはホラー。
    キングにしては(短篇としても)短めなのだが、切り口だけで勝負するような鮮やかな逸品。
    微妙にネタバレして釣り餌にしとくと、「コズミック・ホラー」を上手く使ってる例。
    キングはやっぱりホラーの人なんだなあと思える。

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  • 小林泰三の『兆』

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  • スティーブン・キングの『ペット・セメタリー』

    まだ心から大事な存在を亡くしたことがない子供の頃に文庫版(1989年に出たようだ)を読んでから、
    いくつか永遠の別離を経験した40代になった今でも、好きだけど恐ろしく、最もおぞましい小説といえば、これかもしれない。
    はらわたが千切れるような泣き方をしたあの時、この墓地が実在したら、どうしたかな…

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  • ここまでのコメント読んで、やっぱこれを選ぶような人はキング好きなんだなーと笑っちゃいました。

    小説が多いようなので、最近(と言ってもおばあちゃんなので最近のレンジが長い!)面白かったやつを。
    映画、「バチカンのエクソシスト」と海外ドラマの「イーヴィル」キリスト教と心理学とSF的な方向からオカルトを扱っているのがとても楽しかったです。

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  • 変則になりますが、春日武彦『恐怖の正体』(中公新書 2772)を紹介します。
    この本自体は、精神科医である著者が、人は何を怖いと感じるのか、その解析を試みたもので、自身を例に挙げながら、人が「怖い」と感じるのはどういう場合かを見ています。
    その中で、怖い物件の具体例として
    島尾敏雄「捜妻記」
    シャーリイ・ジャクソン「ルイザよ、帰ってきておくれ」(短編集『こちらへいらっしゃい』早川書房)
    都筑道夫「猫の手」
    が出ているのですが、どれも怖かった。
    わたしはこの本の中で抜粋部分と解説を読んだだけですが、どれも怖かったです。
    どれも短編なので、短編集に入っているものと思われ。

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  • id:eakum

    スティーヴン・キングのホラー長編で私的ベスト3に入り続けるひとつは常に『呪われた街』。最初に読んだキング作品っておかげもあるが。

    この作品の敵方 ー バーロウとストレイカー ーの人物造形は、ブラム・ストーカーのそれを踏まえつつモダンなディテイルの加味のおかげで迫力と説得力がすごい。
    前半の見せ場だとマーク・ペトリー少年の「脱出」シーンが、後々もキングが諸作品で見せる緊迫リアリティ描写の洗礼だったなあ。

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  • id:eakum

    クライヴ・バーカー「魂の抜け殻」、デビュー短篇集『血の本』6分冊の第3分冊『セルロイドの息子』に収録。

    集英社文庫の表紙がグロでヒドいので敬遠したまんまという人も多いかもしれないが、御大スティーヴン・キングが当時「ホラーの未来を見た」と賞賛しただけあって、ものすごい幅広さとユニークさでホラー/ファンタジーの新味を展開したバーカー。私は正直言って彼の短篇のほうが好き。

    「魂の抜け殻」はまず主人公の人物造形からして、キングや他の多くのホラー作家のそれと遠く異なっている。で、怪異が進んでいき「犠牲者」になっても主人公は...
    とにかくユニークで、しかも何か味わい深い余韻の残る作品。

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