好きな絵本を教えてください
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「ちょこまかくまさんとのっそりくまさん」(松野正子)
働き者でまめに用事をこなすのが大好きな「ちょこまかくまさん」と、ずぼらでのんびりするのが大好きな「のっそりくまさん」。
正反対でありながら仲良しな2人の、天気の良いある日の過ごし方を描いた作品です。
特にドラマチックな展開があるわけではないのですが、2人の対照的な姿と、それでいてお互いに認め合っている姿が幼心に印象的で、何度も読んだ作品です。
(絵も美しい。のっそりくまさんの部屋の散らかり具合のリアルさときたら……)
Amazonで見ると恐ろしい高値がついているのですが、図書館にも置いていたりするのでぜひご確認ください。
(ウチにあるのは「団体購入価格200円」って書いてあるのにな……)
今の視点だと、古典的ジェンダー観がどうとか言われてしまうのかなあ……。
でもこの2人、離れて暮らしているから仲が良いのであって、夫婦になったら1日で破綻すると思うのですよね(だから離れて暮らしているとも言える)。『こんにちはあかぎつね!』が昔から大好きです。
自分の視覚って別に世界をそのまま映しているわけじゃないんだな、というある種のメタ認知を覚えました。
「エリック・カールの絵本といえば」という話題でも上ることはあまりない作品ですが、個人的には真っ先に挙げたいです。佐々木マキの『はぐ』
やまんばのにしき。
人々に恐れられていた山姥が実は友好的な存在だった、という意外性、交流の温かさもさることながら、七十いくつの老婆でありながら(だからこそ)、村の人々のため恐れず山姥の元へ向かう、主人公「あかざばんば」の果敢さに胸打たれます。
それと対比される村の若者、「だだはち」と「ねぎそべ」……いやでも2人もがんばったと思うのですよ。
いわば「モブ」である村人たちも、生き生きとしてしたたかです。
一見して「現代的」にも思えるお話ですが、初版は1967年。そして、あとがきによれば、これは個人の創作ではなく、秋田県で採集された……つまりいつ成立したかも不明の民話だとのこと。
加えて、巻末数ページには、別な民話「うしかたとやまんば」(こちらの山姥は人を食う化け物)が収録されている他、本作を小学校2年生のクラスで読み聞かせた実践記録(子ども達の反応や、子ども達が描いた絵)が収録されていたりして、大人視点ではそれも興味深いです。
(そういうの、あまり他で見ない気がしますが……時代なんでしょうか。考えてみるととんでもなく贅沢な企画だと思います)「あたたかいおくりもの」
絵も話も好きで未だに本棚にあります。
https://www.fukuinkan.co.jp/book?id=563「どんなに きみがすきだか あててごらん」
大人になってから知った作品だとこれ。アニメも可愛いです。
『さんまいのおふだ』福音館書店、水沢謙一 再話、梶山俊夫 画のやつです。
子供の頃、母親にセリフ演技付きで読んでもらうのがとても好きだったので、当時を思い出しながら息子に読み聞かせたのですが、あまり受けは良くなかったです。無念
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