2026年夏アニメ(7月〜9月)について総合的に語るスレッド。
これが面白い、この回を見てほしいなどなど。
コメント一覧
一番続きが気になってるのは『ふつつかな悪女』。悪女の中に善人の魂が入って以後悪女じゃなく善人になるという展開はありがちだが、善人の魂が入る前の悪事による洒落にならないレベルでの嫌われっぷりと、入れ替わった本物の悪女の存在が、過去にアニメ化された悪女作品とは一味違うと感じて楽しみにしている(原作未読)
主に Amazon Video で視聴。なろうアニメや、なろう的なアニメしか基本的に見ないことにしています。
-「本好きの下剋上 領主の養女」S4 まで見ていて、あんまり同意できない部分もあるけど、どこかとぼけた語りが見ていて油断を誘うし、NHK ドラマ的なノリのある話なので、いずれこの「そうでもない日々」の積み重なりが効いてくるかもしれないと思って見続けている。
-「猫と竜」いまどきのアニメの風潮として実在動物のリアリティについては一定以上の考証らしきものが感じられたほうが上等だと思うものの、本作の猫には人間の比喩としてのマンガ猫成分しかないため、話の古さを若干感じるが、それはそれとしても作画の金回りもわるくなく、シリーズ構成にも余裕が感じられるので、一風変わった気楽ななろうアニメとして見れている。
-「捨てられ聖女の異世界ごはん旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました」キャンピングカーを召喚可能な追放聖女ものだが、キャンピングカーに興味があるオタが見るのには、キャンピングカーのディテールや短所や限界をまったく描く気がなく、消耗品は自動供給され、異世界野外調理ものとしておもしろみは非常にボンヤリしている。
-「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 Ⅱ」S2 だが、なにを見ておもしろがればよいのかいまだわからない。どこか仄かに「むかしの時代劇とかが好きだった空気」みたいのがある気がするが、それに興味もあまりない…。
-「転生したらスライムだった件 第4期」かなり長く続いていて、シリーズの幅広い展開等が、ほかの長期シリーズと比べてもかなり特殊で興味深いのだが、話自体は、ただただ広げて、拡がった先を転がしてるだけの異世界八紘一宇ゲーミングというかんじで、まあとにかくなろうアニメというジャンルがあるなら重要なシリーズだろうなというかんじだ。
-「ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた」オタとしての屈託とかあんまりないタイプのオタ向けの陽キャなろうアニメだ。
-「最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い」これもあんまり屈託ない系のなろうアニメで若干ヤレヤレ系。
-「領民0人スタートの辺境領主様」無自覚最強中年男性系なろうアニメ。素朴で善良な家父長を支持する女キャラ。まあダラダラ見れる。
-「花織さんは転生しても喧嘩がしたい」なろうアニメベースドに移植された、薫る 00 年代感。ぱにぽにに興味ないオタだったので飲み込みづらい。絶望先生とかあの時代のスメルもある。
-「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」逃避場所としての喫煙所をよきもの、やむをえぬものとして描きたいかんじだろうか。いまどき喫煙習慣を描く作品が同時多発的に出てくるのは何かの揺り戻しというか断末魔というか、なにかを感じるが。ブラック労働の問題は職場自体と向き合うべきではと思ってしまうのと、あと中年男性と 20 代女性の微妙な関係を、どうにか合倫理的な設定を成り立たそうという努力に中年男性として同意しかねるので(ふたりソロキャンプとかも…)、見ても軽くイライラしてしまう。
-「ヤニねこ」べつにつまんなくないが、明らかにおれ向けではないので「とにかく一応見てる」以上のかんじはない。「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」と比べてちょっと応援したい気持ちになるのは、本作はインターネット俗流若者論とかから溢れて詐欺や強盗に加担したり…まではいかないまでも、まあ普通にあんまり賢くも強くもない側の「いまどきの若者」的なダメさ側を一応向いてる作品であろうからで、それこそ昔は「ダメな若者」の話いっぱいあったのに、いまは若者がダメだと話になんないかんじがきついすね…という気持ち。
-「無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~」なろうアニメとかいっぱい見てるオタに聞くぶんに本作かなり人気あるのだけど、S3 まで見ていまだいまいちわからん。リゼロ等同様転生前の屈託が重要ななろうアニメという点でかなり古典的で、そこが支持されてんだろなーと頭で理解してるレベル。つまりまだ全然わからん。
-「いびってこない義母と義姉」いじわるっぽい義母と義姉がみんないいひと、という一発ネタを延々転がしてるミニマルな作品で、極主夫道とか好きなひとは好きだろうというかんじだ。
-「落第賢者の学院無双~二度目の転生、Sランクチート魔術師冒険録~」屈託オタ向けを感じるなろうアニメだ。
-「ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~」S2 で結構 TSUEE できるようになってきた、こども向けを感じる健全なろうアニメ。安心安全こつこつやりこみゲーム実況系。
-「片田舎のおっさん、剣聖になるII」S2。主人公がそんな最強でもないのと、おそらくは剣客小説的なものをベースとした味付けが、無自覚中年男性なろうアニメとしてわるくないが、冴えない中年男性視聴者としては、若者世代にばっかり認められ褒められてもあんまりピンとこず、なんで主人公の同年代の剣友と交流したり、彼らと認め合ったりすることでビルドゥングしてかねえんだというのがモヤモヤするー。まあ後進育成は大事だ、それはまちがいない。
-「令和のダラさん」怪談ベースの田舎ほのぼの日常系アニメ?おれ向けではないが、見てみると思ってたより全然ちゃんとしてそうだし(怪談疎いのでわからんが)、しっかり作ってあるかんじでたのしんで見ている。なろうアニメだと田舎中年男性もの多いけど、田舎中年女性ものあんまりないので、こういうのはもっとあっていいのかも。
-「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」原作好きで、押井版はたのしく見たけど押井氏にはもっとほかに代表作があるなというかんじ、神山版もたのしく見て映像攻殻としてはこれが標準だと思ってるけど標準だからあんまり…というかんじ、黄瀬版はべつに攻殻らしいかどうかとか別にちょっと支持したいというかんじのオタだが、本作はいまのところ、そんなに魅力的でない。漫画に似てるだけなら漫画読むよりおもしろい体験はないし、この方法のアニメではサイバーパンクものに欲しい「狭さ」が感じられない。
-「岩元先輩ノ推薦」ちょっと懐かしさを感じる腐女子向けアニメというかんじだ。
-「身代わり令嬢を救ったのは冷酷無慈悲な氷の王子の愛でした」べつに婚約破棄されていないが婚約破棄もの的な女性向けなろうアニメに近い漫画アニメ。漫画アニメはリミテッドアニメより話の展開が速いけど尺が短いため、結果話が速くなりきれない。けど本作はかなりポイントを押さえて健闘してると思う。
-「「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます」べつに婚約破棄されてないが婚約破棄もの的な女性向けなろうアニメだ。主人公がふつうのいい子なので「身代わり令嬢を救ったのは冷酷無慈悲な氷の王子の愛でした」と比べてパンチはよわめ。こういうの、主人公の女よりは、婚約相手の王子なり大貴族なりの「怜悧な」「知的で」「クールな」みたいな属性のほうにポイントあるんだろな。
-「無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す」かなりコテコテの追放聖女もの。聖女ものは「クソ実家」「姉妹コンフリクト(地方長女ネタ)」「ほぼ人身売買の嫁入り」みたいな比喩が濃いのでポイントがブレずに見やすい。
-「天は赤い河のほとり」なろう前史の異世界転移がどのようなものだったか、を現代に蘇らせる挑戦的時代移植作。少女漫画ジャンル伝統の「歴史もの」の系統にある一作だと思うけど、そのあまりに色濃いふしぎ遊戯やエスカフローネなどを想起させる 90-00 年代スメルに当初はむせかえるようだったが、何話かみてるうちにだんだんこの味が病みつきになってきて、いまじゃ毎週たのしみになってしまった…。とにかく現代異世界ものとまったくリアクションの要点が違う主人公がいまさら新鮮。あとヒッタイトなので鉄器で勝つ。
-「うちの弟どもがすみません」こちらもふつうの少女漫画原作ぽいアニメで、設定や展開など意外性がなく、非常に安心してダラダラみれる。たすかる。
-「クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-」ざんこくグロ描写をあんまり躊躇わない系の挑戦的なファンタジーで「勇者刑に処す」とかと近い箱だろうか。そんな好みではないのだが、好みではないといいつつわりと好きで、1 期で王国の興廃をやった後の 2 期でぬけぬけと学園ものをやる、その切り替えの早さも現代的なかんじでいい。元々は王族の振る舞いが意外とちゃんとしてそうなあたりとか、都市や集落、軍隊などの人数感や規模感の「それっぽさ」がよかった。なんというか「世界のおぞましい謎、に接近していくことで開かれる新世界」みたいなやつって、進撃の巨人の子孫とかになっていくんだろうか。
-「ワールド イズ ダンシング」かなり力の入ってる作品だと思うのだが全然ノレない。ボンヤリと「平家物語」「犬王」とか芸能アニメの流れがんばってるかんじなのかなと思うのだが、なんかこのー、しゃらくさいというか…。
-「鬼の花嫁」屈託女オタ向けアニメだ。むずかしいことがまったくないので、非常にみやすい。展開はもうちょっと早くしてもらえるとたすかる。
-「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 2」乙女ゲーベースドだが男向けという変化球だが意外性はない。偽聖女の妹キャラが熱演をしている。
-「盗掘王」現実世界に超自然的遺物がやってくるという、ウェブトーゥーン系ノリを感じる作品。質感に妙なアニメ版カイジみを覚える。
-「LIAR GAME」昔あった実写版とちがい原作に忠実なアニメ化。実写版は豪華キャストに加えて音楽も中田ヤスタカ氏で、毎回の敵役も味の濃い熱演で、いい改変だったよね…という思いを新たにしたのでまた実写版みよう。
-「手札が多めのビクトリア」いまいち作画の金回りはよくないけど、今期主人公の自立度がもっとも高く好感がもてる。こどもの振る舞いがちょっとステロタイプすぎるきらいがあるのと、主人公が(生きたいように生きると決めたとはいえ)メッチャ警戒してるわりには言動が迂闊すぎるのが、作品の軽さを象徴していて気楽かもしれない。
-「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」作画の金回りもいいし演出も力入ってる中華後宮風アニメだ。非常にみやすい。本作と「手札が多めのビクトリア」がどちらも月曜配信なので、月曜はたのしみが多い。建付けが「良家の人間は性格も美人で貧しい環境でも立て直せる「本物」だが、身分卑しい人間はひねくれてるので入れ替わってもダメ」という遠回しに権威主義ヨイショ系のスメルがあるため根本的には気に食わないのだが、まあそういうのはありつつもコテコテのたのしさもあり、また悪女側にも良い展開があるかもなので、今後に期待したい。
-「追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する」話自体は特筆する点はないが、「3DCG 制作会社がなろうアニメワークを受注しましたー」的なへんな味わいがある。アセット自体はリッチめだけど、尺を埋めるための「間をもたせるための絵」を並べている、その「作業感」のようなものが興味深い。話は、本来 15 分アニメが適性なところを 30 分枠に引き伸ばしてるようなかんじだ。情念より「仕事」を感じる。なろうアニメには出来のよさなど期待しないが、作品の情念は期待したい。
-「天幕のジャードゥーガル」今期もっとも立派なアニメだ。非常におもしろい。そんな大した話じゃないのでお恥ずかしいですが、サイパン作品には「遠景にはメッチャ巨大な人工構造体が覆いかぶさっていて空は狭い」「キャラクタの周囲は狭くガチャガチャした路地裏に囲まれている」みたいな空間的コントラストが続いて「広い!狭い!メッチャ広い!けどメッチャ狭い!狭いけど開放感!広いけど閉塞感!」みたいなスケール感混乱するやつを期待していて、AKIRA とかそういうのってことですが(攻殻はヤンマガ誌のポスト AKIRA だと思っていますし)、SARU 攻殻(THE 攻殻?)は画面の要素が単純なせいか、これまでのアニメ版と比較しても空間が開放的なかんじするんですよねー。むかしのアニメ版だってそんな閉鎖的ではないとしても、「狭くないかわりに暗い」ことによってサイパンみを出していたと思います。広くて明るい。だからスマホ視聴でも全然いけるくらい見やすいし、だから良いんでしょうが。
あとそもそもアニメて「狭い空間」を表現しようとすると、コストやウデを消費しちゃう表現な気もするので、やたら 3D 的な表現にこだわっていた過去作と比較して、むしろ逆にどこか 2D レイアウト的な感覚に立ち返ってるような気がする本作には「狭さ」を感じづらいのかもしれないです、いやわからんですが。すいません。自分こそコメント投げてから
自分、サイバーパンク系アニメ、攻殻シリーズ以外に観てないなーと思って…-
serial experiments lain
電脳空間表現はあったけど、あれはサイバーパンクなのだろうか… -
PSYCHO-PASS
近未来だけど、あれはサイバーパンクなのか…
サイバーパンクとは…みたいなのが良く分からなくなった所でした。
でもSARU版攻殻が明るい!広い!は分かります。激しく同意。
ただ自分は、この「明るい!広い!」表現だから逆に少し期待していてSARU版制作チームがシロマサの原作『攻殻2』のアニメ化も狙っているみたいで
(『攻殻2』の映像化は初?)
草薙素子の「こども」たちの時代を描くなら、サイバーパンク的な「狭い!暗い!」より
「明るい!広い!」表現じゃないとつながらないかなーと思っていて
(SARU版でも1話冒頭に原作同様に描写した神経ニューロチップみたいなブワーッと広がる空間で電脳空間というか、もう来世的、神話世界的な、電脳ドラッグ的な空間を描くと期待しているので)
原作に忠実だからこそSARU版攻殻は、「その先」を描くための助走として、
今回「明るい!広い!」攻殻を描いていて良いなーと思ってるんですね(でも、SARU版攻殻、自分の観測範囲でのネット上では人気とも不人気とも言えない微妙な反応に見えるので、「その先」SARU版二期なんて来ない予感もしてますが…)
-
アニメ化攻殻は、押井守版も、神山健治版(SAC系のみ。2045は3DGC がニコ動のgdge妖精sだなーと感じてから笑いのツボに入って真面目に観れなくなった…ARISEは、クルツがキモいと感じた記憶しか残っていない…)は、基本的に草薙素子の精神世界というか内面宇宙に潜っていく感じだけど、
原作『攻殻2』は、人間界という下界から上部構造、ある種の神界へと昇天する展開になるので、押井守的な暗い映像(でも画面が暗くても劇パト冒頭の夜戦みたいに視認できるのが今時のアニメより親切、中高年の老眼にも優しい。ポケモン・ショックは起きるかもだから子供には厳しいかもだが)や神山健治的なエモい電脳空間描写ともちょっと違う(神山攻殻はとにかくエモい。情緒的。そこが菅野よう子の音楽ともマッチする)もうちょっと(解脱した神的存在だから)感情もエモさもないサバサバした電脳空間描写が観てみたくてSARU版攻殻、特に80年代的描写の草薙素子の「その先」に期待しているんですけどねー。アニメ版『攻殻2』は幻になりそうな予感…
そういやー今期は「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」と「天幕のジャードゥーガル」が両方一応後宮陰謀ものではある(?)ので、「女陰謀ものもういいでござるよ〜」という若干のトゥーマッチ感がある。
といっても、同期に同系統のアニメがあると困るかっていうと「TSUEE してるなろう的アニメ」とか同時にいっぱいあるわけで、やはり女陰謀ものはカロリーが高いぶんくたびれやすいのかもしれない。とくにジャードゥガルは出来がいいぶんおもしろくて、おもしろいってことは、見てて疲れるので…。
後宮ものや大奥もの(や遊廓もの)をやる場合、陰謀要素はほぼセットになってくるので、今後もブームは続くのかもしれないけど、一期あたり一本くらいになるよう調整してもらえるとたすかるかもしれないな…。>「ヒロインは生まれが良く心が清くて努力家です!」「ライバルヒロインは生まれも悪くて性悪です!」のパート
この描写が2話から効いて来てコメディーになって
ライバルヒロインが「チートな天才だし、可哀想かわいい」になり
ヒロインが「鋼さま、コイツ努力家を超えた実はヤバい女だ…」になるけど
そこまで初見の視聴者を飽きさせない作りのアニメにってたかは
自分はコミカライズ版を読んでいて先の展開を知っていた人だから、分からない⋰⠔
— TVアニメ『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』【公式】 (@futsutsuka_PR) August 26, 2026
入れ替わり後の玲琳と慧月
それぞれの1日を公開✨
⋱⠢
毎週日曜23:45より
テレ東系列にて放送中📺#ふつつかな悪女 pic.twitter.com/e8fKARrzZEおれは近年漫画を読まないことに決めているため(なぜなら読める漫画作品の数が増えすぎて、かつジャンルはある程度網羅的に把握したい性分なため、漫画をカバーしようとするとそれ自体現状のおれのリソース配分では不可能か、可能だとしてもほかの趣味を捨てなければならなくなるし、そして「◯◯が好きなら展開してる全メディアをフォローしなければならない」的な風潮に素朴な反感があり「◯◯のアニメ版ではフォローされてないけど漫画版や小説版ではこれが描かれてるので」みたいな言い方はアニメ版をフォローしているようでいてアニメ作品の独立性を貶めていると思うし、各メディアミックス作品の独立性を否定していく流れがこの 10 数年の全体傾向だとは思うものの、全体傾向がそうでも従いたくないので)、見てるアニメの原作は一切読んでませんが、その立場から見て、ダルい要素ではあります。ありますが、そもそもなろうアニメは、似たような味のラーメン屋同士の麺だスープだのの微差が微差であるほど噛み分けて味わうという、ラーメンサブカルに近い趣味だと思うので、わかりきったものの微妙に違った繰り返し自体は「それ自体をたのしむジャンル」でもあると思います。べつに新鮮ではないし意外でもない。だがそんなこた皆わかってるし。
とにかく本作は「作画の金回りがよく、画面が明るく、色が鮮やかで、非常に見やすい」というのがいいですね。メジャー感あります。
ふつつかな悪女、初見の視聴者としては、1話で猛獣を手懐けた?エピソードと、3話で侍女を懐柔したエピソードが同じように見えてしまって鼻白んじゃったんですよね。原作を丁寧になぞってるんだろうなとは思います。
もうひとつまだ上がってないところで、「きみが死ぬまで恋したい」もなかなかたのしいです。舞台設定はどうでもいいから、生きるか死ぬかの世界で百合カップルをいちゃいちゃさせたいんだ!という純粋なバイブスを感じますし、少々のっぺりし過ぎていますが、作画も十二分にきれいです。生きるか死ぬかの世界だろうが、百合カップルを彩る小物や服装は綺麗であってほしいし食べ物は可愛くて美味しそうであってほしい、という欲望が迸っていてとてもよいです。雑な話でアレですが。
男なろうアニメ(想定視聴者が男性ぽい作りのアニメ)より、女なろうアニメ(想定視聴者が女性ぽい作りのアニメ)のほうがおもしろいと感じるタイプのオタでして。なぜかといえば男なろうアニメの魅力は「レベル差やスキル等によって問答無用で圧勝する」いはゆるツエー展開的なカタルシスに頼りがちだけど、そればっか延々見てると「いやーこれ、とにかく数字を積み上げて対話を拒否したいってことでは。つまり「問答無用で圧勝する」というときの要点は、じつは「圧勝」にでなく「問答無用(苦手な問答をしなくてもよくなる)」のほうにあるのでは」と思うようになり、でもお話で問答ってかなり大事な要素だと思うので、「主人公がそもそも最強(?)ではないことが多い(したがって問答を避けられない)」という女なろうアニメのほうに、まだしもポテンシャルがあると感じるわけです。
が、男なろうアニメの典型的魅力がツエーだとすれば、女なろうアニメに期待される魅力はザマーだと思われ、そしてそれなりの本数、志がそんなに高いとはいえない(≡主人公の自立性が高くない)女なろうアニメ見てきて感じるのは「こっちが期待してるほどザマー展開が多くない」という不満です。主人公がベビーフェイスじゃないと今風の作品は成り立ちにくいのかもしれませんが、毎話細かいザマーを稼ぎつつストーリーを展開させ、シリーズ通してファイナルスーパーザマーへと展開を盛り上げていく、みたいな細かい調整を期待したいです。先日久々に韓流ドラマでも見るかと「私の夫と結婚して」とか見たんですが、各話キッチリわかりやすいザマー展開を盛り込んで、それでいてへたにガス抜きにせずシリーズ通してのテンションを維持していて、さすがだなーと感心しました…。そのへんでいうと、「ふつつかな悪女」は、ザマーに頼らない毎話細かいカタルシスポイント(獣や女官を折伏させたり異常なガッツで突破をみせたり)を作ろうとがんばってるかんじもあり、細かいエンタメの技巧みたいのを感じるし、そこが気持ち良いと感じてます! ↑のほうの一行感想で書いたとおり「上流階級は物も心も豊か、下流階級は卑しい」というセッティングの志が低いと思うので、そこに同意し難いですけど「主人公の拠り所があくまで自分の心のありようにあって、王(男)からの性的承認とかが眼中にない」あたりの描写は心地よいですし、主要キャラクタも今後どうとでも(いいようにも)転びうるかんじに描かれているので、今後にも期待が持てると感じています。
自分はザマァ展開(特に男なろうの社会人系ストレス発散の追放系)
疲れから、女なろう系コミカライズに逃避してますね。
老化の一種でしょうが、もう感情の波風をあまり立てたくなくてw
(アニメは感情を刺激しすぎるので、マンガの方が疲れない)
女なろう系は、男の自分には本来的に欠けている器官や感情を刺激するので
刺激が直撃しない。
(浮気系、婚約破棄系はオッサンの心をザワつかせない)
オッサンの心身に優しい気がしている前出の
- 薬屋、ふつつか悪女
それ以外のコミカライズだと
- 後宮も二度目なら ~白豚妃再来伝~
- 聖女の魔力は万能です
- ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
- 悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。
- 屋根裏部屋の公爵夫人
- エリスの聖杯(これは政治サスペンスものか…)
あと、ざまぁがあってもサクサク終わらせる系
- 残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録24Hr.
ざまぁが胃もたれする身体になってきたのは、テストステロンの分泌が減ってきたからですかね
私の好きな『ふつつかな悪女』についての話が盛り上がってるようなのでちょいと参加。
黄玲琳の完璧な善人ぶりはあまりにもフィクションだと思うが、朱慧月の「不幸な生い立ちからの卑しい精神」が志の低い設定とは思わない。現実でも、許せないような犯罪をした者に不幸な生い立ちがあることは少なくない。
私は本作は「良家の人間は心も優れているが、育ちの卑しい者は何をやってもダメ」では終わらない作品だと思っている。アニメEDの映像を見ると、身体黄玲琳・魂朱慧月が身体朱慧月・魂黄玲琳に心を開いたような表現で終わっている。これは、最終的には朱慧月の魂も救われる物語になることを示唆しているように見える。
そこからの私の解釈は「悪人がそうなってしまったのは生い立ちに原因があるが、良い出会いによって人間は変われる」である。
良い出会いなどなくとも自分で気づいて変わることも現実ではあり得るだろうが、それを描くのは別の作品にやってもらうということで。私は原作・コミカライズ未読であり、以上の感想には推測が含まれており、もしかしたら的外れかもしれない。
余談だが、朱貴妃が慧月を引き取ったのは慈悲深いことではあるが、朱貴妃がもっと慧月に愛情を与えて慧月の心を満たしていればと思う。もっとも、朱貴妃が朱慧月を幸せにしていたら、この物語自体が始まらなかったのではあるが。
「鬼の花嫁」やりたいこと見せたいことがわかりやすいので、今期女性向けアニメのなかでも見やすさではかなり上位の作品だと思うんだけど、なにせジャンルに明るくないので、どんくらいの湯加減でたのしめばいいのかイマイチわからん。
オメガバース的な設定を「α側からの一目惚れ(Ω側としては拒否できない)」の部分で活用したヘテロカップリングで、毒親によるネグレクトや虐待、流行りの「長女はつらいよ」属性なども絡めつつ、まあとにかく「恋愛の内実がまったくない状態で、とりあえずカップルとして成立してしまった二人が、このあと一体どうなっちゃうのー?!?!」みたいな、わりと古典的な少女漫画スタイルの作品としても成り立っている。制作者の瞬発的な腕力で振り回してくる作品のようで、相当技巧的な部分も伺える。「このジャンルの中でも手練れ」なんだろうか…。
このての作品のポイントは、まずカタチから入ってる二人の間に、だんだん互いを好きな(後天的な)理由が積み重ねていって、いずれ「本当のカップル」になる、というところだと思うのだが、しかしいまどきストーリーによって強化されていく恋愛の根拠、つまり「こうだから好きだ」と説明できる恋愛感情は、説明可能であるがゆえ交換可能で、条件化できるパラメータであって、自由恋愛や出会い系や婚活みたいな競争に放り込まれたとき絶対的な拠り所になりえず、不安を解消しない。むしろ安心を与えるのは「なぜ好きか」を説明できない「とくに理由はないがおれにはお前しかいない」という運命的な一目惚れ成分のほうであって、それは初期展開で終わっている。
…まあ「なんかわからんけど一方的に惚れられたっていうけど、そんな一目惚れなんか信じられない、突然惚れられたからには突然捨てられるかもしれない、怖い!」という不安を解消するために「こうだから好きだ」がヘッドフェイクとして延々展開され、最終的に「とにかくこの一目惚れは真実だ」と確信して運命を受け容れる、みたいなかんじで落ち着いていくのだろうか…。
「天幕のジャードゥガル」女キャラクタたちのドラマであるのには違いないけど、男キャラも本当にすばらしくて、序盤に出てくるムスリムのおっさんたちも、モンゴルでの多様な男たちも、みんなイイんだよなー。みんな精神が安定していて激昂することもない。ラク。それでいてキッチリ凶暴なので、それぞれの領分においてちゃんと怖い。やさしい世界ではない。男尊女卑ということだが、男が偉そうてより、なんかみんな諦めてるんだよな。諦めるというと言い方わるいけども、自然は過酷で、人間に成しうることは多くなく、世界や運命をそれぞれの形で受け容れて生きているというか。世界の外側に触れる者は謙虚にならざるをえないというか…。
実際には絶対にもっと根本的に粗暴で野卑だったと確信するところ、ここまで誰も彼もナイスに描かれていると、有害男性性モンスターオタの一人として、見ていて恐縮する。もちろんしかしヨシヨシしてくれているわけではない。世界の外側を諦めて頭を垂れてしまうと、内側を抑圧する力としてしか暴力は機能しない。世代を超えてちょっとずつでも挑んでいかねば世界は広がらない。すくなくとも本作の立派なキャラたちは皆、胸は張っている。最初にビックリしたのは、序盤の極悪人として登場するトルイがモンゴルではメッチャクチャナイスガイだったことで、こいつ友達だったら絶対いいヤツ!と確信できるのに、同時に彼の凶暴性への確信も損なわれない。理想の王族として、理想の夫として、理想の弟として生きて死ぬことをまったく躊躇わない。迷う余裕のある現代人に簡単にできる覚悟ではない。立派すぎる。でもいかに決めることのむずかしい覚悟だからって、そこにはやはり諦めを感じる。できる最上の生き方として線を引いてしまっている。それは凶暴で、、係る人間の命を簡単に左右してしまう。
そしてメルゲンの族長。6 話は TV アニメで見れるはずがないようなものを見たと思った。本作は男キャラの苦悩を神秘体験として描く。卑近で具体的でどうしようもない悩みと向き合うとき、信じられないような美しい世界を見る。なんかこのー、古い民話とか、ネイティブアメリカンの語りとか、そんなようなものと通じる、具体的なものと抽象的なものが精神において直結しているようなイメージ。むかしの人間の世界観を想像する。占いもまじないも託宣も、それが「リアルな」ものとして肌で感じられている。未開で過酷で救いがないのに、そうなれるものならなりたいと思わせる魅力がある。でもこれは当時の人間の精一杯で、現代の我々からすれば退行だ。我々は我々なりの世界の外側に向かって立たねばならない。つらい。※ネタバレしまくり感想※
「天幕のジャードゥーガル」11 話、今回はばあさんの陰謀ネタバラシで、結構あぶない橋渡っとるやんけということが明かされる。おれの予想では「(ネタバレ)」だと思ってたんだが違って、(ネタバレ)と。しかも(ネタバレ)、(ネタバレ)、の二点については博打と。つええな。勝負師だ。
トルイはある程度(ネタバレ)と思っていて、なんでかっていうと(ネタバレ)時点で目の下の線が濃かったように見えたからで。
トルイは「まっすぐなモンゴルの王族であること」を自分に課し、自分はそれでいいと割り切っちまった男なので、(ネタバレ)だろうけど、でもその場にあってなにかを感じて「(ネタバレ)」と思いつつ飲んだんじゃないか。「(ネタバレ)」という…。ボラクチンの過去シーンで、降ってくる雪を手のひらで受けて喜んでるのがかわいい。雪が手の熱で消える、つまり(ネタバレ)をおもしろがる性分が示される。雪が石にかわって(ネタバレ)。ばあさんはヒトも見ている。だから(ネタバレ)についても興味があるのではないか。そこまで考えて陰謀巡らせていたら、それこそ「なにもかもを見通せる立場から物語を見ているラスボス」だが、でも本作に「すべてを見通せるキャラクタ」は居ない。陰謀だって泥縄の大博打だったのだ。全然余裕はない。だからボラクチンにも(ネタバレ)は見通せないのではないか。そこにチャンスがある。誰のなんのためのチャンスか。それを見ておれはどんな気持ちになればいいのか。
「賢いし心も広いんでしょうけど、下のモンのことは何もわかろうとしない、いけすかないお幸せな若奥方様」であったソルコクタニが、(ネタバレ)する。おれとしてはソルコクタニのあの、マンガに出てくる金持ちの家のペルシャ猫みてえな顔のデザインがとにかく好きなので、(ネタバレ)けど、でもソルコクタニがこんなふうに(ネタバレ)。(ネタバレ)と思う。まあ(ネタバレ)しょうがないけど。
ソルコクタニは(ネタバレ)。おかれた状況でヒトが変わっていく。意思の力と運の巡りで歴史がズレていく。
天幕のジャードゥーガルは確かに面白かったです。今期で一番ハマった作品。他に気に入った作品だと、
『グロウアップショウ ひまわりのサーカス団』
オリジナル作品にありがちな粗がなく、手堅い内容で良かったです。気楽に安心して見れる作風。舞台が昭和なのもなんか安心感を感じて良かった。お仕事モノほど真面目過ぎず、萌えアニメほどゆるすぎない丁度いいバランスで万人受けしそう。『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』
メインキャラが視覚障害者という設定のシリアスさに惹かれて見ました。地味に淡々と話が進んでいくタイプの作品で、日常の細部の描写(何気ない会話など)が丁寧で良かった。視覚障害という要素も相まって、日常の中にほどよい緊張感が感じられて本当に面白かった。後半の展開はややベタかも。『きみが死ぬまで恋をしたい』
設定からして過剰にドラマ仕立てな感動系かと思いきや、意外と地味で静かな雰囲気が気に入りました。戦争で人が死んだりするのですが、その戦争の具体的な描写がほとんど出てこないのでセカイ系っぽい感じもする。タイトルに反して恋愛要素はあっさりめ。主人公のシーナとミミの関係性も、友達のような恋人のような親子のような曖昧な感じで好きです。もう10月ですけど、Abemaで遅れてちょっとずつ色々観てるので、先ほどようやく『正反対な君と僕』の最終話(ですよね?)を観終わりました。
タイラズマ……声優さんどんな顔して演技したんだろって思う恥ずかしさなんですけど、平も、東も、めっちゃ良かった。
原作はジャンプラでリアルタイムで読んで、単行本までは買わなくて、あまりストーリーとか記憶に残ってなかったんですけど、多分アニメならではの間の取り方とか、演出がすごく良かった気がします。『正反対な君と僕』は25話が最終話で、テレビでは今日(10/4)の夕方放送。ちょっと調べた感じではabemaでもまだ25話は配信されてないように思う。私の認識間違いでもう配信されてるんだったらごめん。
24話までの感想。鈴木が理想の彼女すぎる。というか理想の人間すぎる。ほぼ全ての場面で最適な行動を取っている。「距離置こっか」がちょっと危険だったかもしれないって程度だ。「すぎる」と書いたが別に批判ではなく、理想の青春って感じの作品でした。まだ最終話残ってるけど。
コメントして会話に参加しよう